1月31日、保育園申しこみ。(生後38日)

 1月31日。きょうは、あいさい(愛妻)の日ということで、ひさしぶりにだんなが代筆します。きのうの1か月健診では、先天性疾患の検査も問題もなく、すくすく育っていることがわかって、ほっとひと安心しました。かみさんも安心したようで、いつもよりぐっすり眠っています。この1か月のあいだ、わたしが出かけたあともたったひとりで、そうすけと向きあってしっかりまもってくれたことに大、大、大感謝です。感謝の気もちをこめて、きょうはまる1日、そうすけのめんどうをみていたいと思います。ちゃんとみられるかな。

 と、その前に。認証保育園の申しこみに3人で出かけました。10時10分前に保育園に到着、園内に入るとすでに4組の親子がきていました。約束の10時がすぎると、わたしたちも含めて7組の親子が園内で申しこみをしていました。申しこみの手続きは、A4の用紙を1枚書いて提出するのと、数分間のカンタンなヒアリングのみ。こんなにあっさりと手続きが終わってしまうなんて。子どもをあずける家族の切実な想いと、それを受けいれる側との、意識のギャップを感じざるを得ませんでした。もちろん、保育園のスタッフには何の非もありません。これがこの国の抱える課題かもしれないな、と感じた朝でした。

 さて、あいさいの日。かみさんもびっくりするくらい、そうすけがストンと眠りにつく方法を発見したので、紹介しましょう。名づけて、ブランケットでおくるみねんね作戦、です。まんまるだっこ作戦がすぐに泣きやむ方法だということは、すでにかみさんも書いたとおり。ちょうどその応用です。Cの字をブランケットでつくり、そのうえに赤ちゃんを置いて、胸もとにブランケットをかけて、胸をかるくトントンします。すると、あら不思議、はじめのうちはぐずっていますが、5分ほどすると、すやすや眠ってしまうのです。赤ちゃんが眠っている真横でいっしょに寝ることができるのも、この方法のいいところです。そのうえ、眠りかけた赤ちゃんをベッドに置いたとたん目が覚めて泣きだしてしまった、ということもありません。赤ちゃんをスムーズに眠りにつかせることができて、しかも自分も添い寝できちゃう。一石二鳥の方法なのです。

 とはいったものの、ブランケットでおくるみねんね作戦をしても、ぎゃん泣きがとまらない状況が30分以上もつづきました。そうです。おっぱいがのみたかったのです。残念ながら、わたしにはあげられません。だんながどれだけすばらしいあやし方を開発しても、かみさんのおっぱいにはかないません。母はやっぱり偉大でした。母の偉大さをあらためてかみしめつつ、おっぱいをのむそうすけを横目で見つつ、ちびちびと酒をたしなむ昼下がりでした。