12月29日、父さんの夜なべ。(生後5日)

 ただいま、午前4時45分。そうすけとかみさんがいる病室の簡易ベットの上でくつろいでいます。育児支援もかねて深夜のそうすけの様子を観察しようと、病院にお泊まりしているだんなです。このまま、朝まですごします。

 昨晩、かみさんとおなじ病院食をアルコールなしでたべました。うす味の病院食なのでビールがほしくなることもありませんでした。が、社会人になって1年めから1日も休まずのみつづけてきたので、20数年ぶりに休肝日をとることができました。そうすけのためにもこれからたまには休肝日なる日をもうけて、自分のからだは自分で気をつけよう、と思いなおした一夜でした。

 さて、夜のそうすけは、というと。17時30分の長めの授乳のあと、20時、23時、1時、3時と、寝たり起きたりを繰りかえしています。授乳時間は30分くらいでしょうか。あやして寝かしつけるまでの時間も合わせると、トータルで45分ほどのおっぱいタイムになります。授乳のほかにも、23時から1時のあいだにはおむつ交換タイムもあったりして、24日の出産から4日間ずっとかみさんは、授乳とおむつ交換をたったひとりでがんばってきたわけです。想像するだけでも、こりゃ眠れないよなあ、と思います。授乳のあと横になってもすぐに眠ることもできず、瞬間うとうとしたかなと思ったら、また泣き声がきこえるといったぐあいです。かみさんには、大、大、大感謝なのです。

 わたしは、きょうが仕事納め。会社に出て仕事を終えたら、あしたから6日間ぶっつづけでかみさんといっしょに夜のそうすけにつきあえちゃいます。こんなタイミングを選んで生まれてくれたそうすけにも、大、大、大感謝です。

 いまこの日記を読んでいるみなさんも、そろそろわたしの代筆にあきてきたでしょう。あしたはいよいよ退院。退院してからの日記はかみさんにまかせたいと思います。もちろん、からだやこころが疲れてかみさんが休養を必要とするときには、いつでも代筆をするつもりです。ということは、これからもまだまだみなさんにお会いできそうですね。次回をたのしみにしてくださいね。