2月20日、認可保育園内定。(生後58日)

「保育園、決まったよ。4月末から、仕事復帰です」
ママ友からメッセージがとどいた。申しこんでいた保育園から、内定の通知をもらったそうだ。しかも、認可と認証の両方から内定が出たという。認可は4月からの通園が条件になっているが、認証は夏からかよえる。どっちにするのかすごく迷ったけれど、せっかく認可に内定をもらったからちょっと早いけれど4月復帰に決めた、と教えてくれた。よかった、よかった。と、いうことは、そろそろそうすけにも返事がくるころだ。認可は封書、認証は電話で結果がくることになっている。認証からの電話はまだない。ポストはまだ確認していない。もしかするととどいていたりして。そうすけにおっぱいをあげて寝かせたあと、ダッシュで見にいった。いくつかの郵便物にまぎれて、品川区保育課入園相談係からの封筒がとどいていた。きた、きた。胸が高鳴る。

 待ちきれず、玄関に着くまでに封を開けてなかを確認した。保育所等利用可能通知書、と書かれた紙が目にとびこんできた。合格発表みたいだ。

保育所等利用可能通知書

申請のありました下記児童の保育所等利用希望について、次のとおり、利用調整したことを通知します。

子ども  氏名 神戸 颯佑
   生年月日 平成26年12月24日
     年齢 0歳
       …
施設・事業所名 〇〇保育園
       …
利用調整結果 利用可 
       …

内定だ。内定が出た。なんども見返した。封筒には、ほかにも子どものための教育・保育給付支給認定証や、保育園入園にあたっての連絡や注意事項が書かれた資料が入っていた。まずは来週の金曜日、保育園で面接と健康診断を受けることになる。それまでに書類をもらって、記入しておくこと。急にいそがしくなった気もちになる。ここは落ちついて準備をしよう。部屋にもどると、だんなと母にメールを送った。前向きな返事がきたところで、会社の人事にも連絡をする。面接と健康診断が無事に終わったら、仕事復帰の手つづきを開始しましょう、とのこと。そうすけも、わたしも、始動のときがやってきた。