3月24日、生後3か月。(生後90日)

 きょうで生後90日をむかえる。いよいよ3か月めに突入だ。そうすけに、この世はどうよ、と、きいてみたいのはやまやまだが、残念なことにまだコトバがつかえない。語りあうのは、この先のたのしみにとっておこう。朝7時から小児科のウェブ受付ができるので、早めに起きてスタンバイする。きょうは2回めのワクチン。当日しか入力ができないしくみなので、入力のタイミングが受診の順番を左右する。開始と同時に入力していちばんのりだと思ったら、予約できたのは26番めだった。みんな、早い。なれるともっと早く入力できるのだろうか。

 生後3か月には前回とおなじB型肝炎、ロタウィルス、ヒブ、小児用肺炎球菌に加えて4種混合ワクチンが受けられる。5種類のワクチンをいちどに受けるか2週にわけるか、ちょっと迷ったけれど、前回も副反応がなかったのでいちどに受けることにした。そうすけ、注射は痛いけれどがんばってのりきろうね。
「はい、ロタウィルスからいきますよ」
「じょうずに、のめましたね」
「じゃあ、注射しますね。両腕と両肩に打ちますよ」
先生が手際よく注射を打っていく。そうすけが短い泣き声をあげる。肩はとくに痛いらしく、泣き声がいちだんと大きかった。それでも、注射が終わったころには泣きやんでいた。これで確実に免疫がつけられるのだから、ワクチンはやっぱり受けるべきだろう。そうすけ、またまたつよくなったね。
「今夜からあした、熱が出るかもしれません」
「何度くらい出たら気をつけたほうがいいですか」
「38.5度を超えたら、連れてきてください。38度を超えていつもと様子がちがうな、と思ったときにも」
「わかりました」
ついでにわたしも、のどが痛かったので診てもらうことにした。かるい鼻づまりもある。花粉症の症状だと思っていたら、かぜだった。あららら。体調の管理はしっかりやっているつもりだったのに。1週間ぶんの薬をもらって様子をみることにした。こんなタイミングで、そうすけにうつったらまずいですよね、と先生に話したら、うつったら治しますよー、といわれてほっとした。問題があればそのときに解決すればいいのだ。対症療法的な考え方にはストレスがない。