4月18日、初、保護者会。(生後115日)

 午前9時から、そうすけと、だんなと、保育園の保護者会に参加した。おととい保育園デビューをしたばかりだが、すでにかよいはじめているお友だちもいればこれからかよいはじめるお友だちもいる。とくに入園式もなかったので、0歳児クラスのみんなが集まるのはきょうがはじめてだ。12人のクラスメイトのうち、ひとりの子がかぜをひいてパパだけの参加だった。そうすけは、下から2番めのおちびさん。パパやママにだっこされているのは、1月生まれのお友だちとそうすけだけだ。そうすけと月齢が近いと思って見ていた男の子は、はじめはだっこされて眠っていたが、目が覚めるとすぐにはいはいをはじめていた。おなじ0歳児でも月齢がちがうだけで、こんなにできることに差がでるんだなあ。ふたつ左となりにいる女の子はすでに歯が生えそろっていて、緊張しながら自己紹介をしている先生に向かって、はーいと元気よくエールを送っていた。先生が保育園のルールなどを説明しているときに、はいはいしながらおもちゃに突進するお友だちもいたり、メリーにつかまり立ちをしながらダンスを披露するお友だちもいたり。みんな元気いっぱいだ。

 いっぽうそうすけはといえば、おとなしくほほ笑みながらじっとまわりの様子を観察している。左となりにいる女の子からちょっかいをだされるたびに、えっと振りかえりながらとまどっている。先生の説明が終わると、お友だち同士の自己紹介がはじまった。名前の由来とチャームポイントを、パパやママが順番に発表していった。こんなに愛情のこもった自己紹介をきいたのは、生まれてはじめてかもしれない。つづいて先生が、泣く子もうっとりする上手なあやし方や子どもたちがだいすきなあそび方を教えてくれた。やってみたい人?ときいたとたんわーっとみんなが身をのりだした。そんななかでそうすけは、子どものあそびには興味ないんだよね、といわんばかりに落ちつきはらっているのだった。たいした大物なのか、ただの小心者なのか。

 0歳児のクラス会が1時間ほどで終わると大きな部屋に案内されて、0歳児から5歳児の親子を集めた全体の会が行われた。となりにすわっていたママが、そうすけを見て、かわいいねーと話しかけてくれたので、こんにちはーとあいさつをした。昨年0歳で入園して、今年1歳をむかえた子どもをもつ先輩ママだ。1年前はこんなにちっちゃくてかわいかったんだよねーと、なつかしがっている。先輩ママに、そうすけが保育園の初日に30ccしかミルクをのまなかったことを話したらうちもそうだったよといわれたのですこし安心した。すこしでものんだから立派だよ、ここにかよえばミルクもしっかりのめるようになるし、離乳食もたっぷりたべるようになるから、と太鼓判まで押してくれた。クラス会のときにも離乳食についての質問がでていたが、たべないからといって心配しなくてもだいじょうぶだ。保育園といっしょに子どもを見まもりながら、やっていけばいい。全体の会では、園長先生のあいさつのあと各クラスの先生の自己紹介が行われて、先生が手がけた資料をスライドで見ながら活動報告が行われた。いい保育園にかようことができて、よかった。