4月23日、きょうの保育園。(生後120日)

 きょうとあしたの2日間、コピーライターズクラブの審査会がある。運営を手つだうため、そうすけを保育園にあずける。だんなと相談して、朝はだんながそうすけを保育園へ送り、審査会が終わり次第わたしが迎えにいくことにした。2日つづけて保育園にかようのは、これがはじめてだ。朝早めに起きると、そうすけを風呂に入れて、スキンケアをしたあと、おっぱいをたらふくあげた。さぁ気もちよく、いってらっしゃい。スーツ姿のだんながそうすけをベビーカーにのせて家を出た。なかなか迫力のあるスタイルだなあ。

 そうすけとだんなが家を出たあと、急いで服を着がえ、メイクをして、審査会が行われる会場へ向かった。出がけにゴミを捨てるつもりだったが、時間がないのでやめた。先手先手で動こうと思っていながら、いつもぎりぎりになってしまう。電車に乗り遅れそうだったので、駅まで走った。会場に着いたら、審査前の緊張感もあってか、それまでのことがすっかりあたまのなかから消えていた。集中、集中。きのうからきょうにかけてバタバタしていて搾乳をとるのを忘れてしまっただとか、そうすけは保育園でたのしくすごしているだろうかだとか、いま考えてもしかたがないことは、なるべく思いださないようにしていた。そのこともあってか、ランチタイムを過ぎても、おっぱいは張ってこなかった。これなら搾乳しなくても、夕方までなんとかいけそうだ。

 審査が思ったよりも早く終わったので、保育園へ急いだ。電車にのって移動しているあいだ、からだが変化していくのを感じた。おっぱいがガチガチに張ってきた。痛い、痛い、痛い。とにかく保育園へ急いで、そうすけを連れて帰ろう。8時間を経て再会したそうすけは、ほっぺがよだれかぶれでまっ赤だった。自分でいじったり、ひっかいたりしてしまうようだ。保育園の先生から皮膚科に行って診てもらったほうがいいですねとアドバイスをもらったけれど、いつもかよっている皮膚科が閉まっているので、開いているところがないか探した。残念ながら近くには見つからなかった。木曜日の夕方には診察をうけられないから気をつけよう。家に帰ると、そうすけが泣きだした。おっぱいをあげたら音を立ててのみだした。すきなだけ、たっぷり、ゆっくりどうぞ。