5月20日、うんち騒動。(生後147日)

 おはよう。親のベッドで添い寝をしていたそうすけは、となりで眠っているお母さんを起こそうと動きはじめた。ほっぺをチュウチュウしたり、おでこをペタペタさわったり。しかし、お母さんは気もちよさそうにしているばかりで、なかなか起きそうにない。こんどは、身をよじって全身でうったえる。それでも起きない。あーう、あーう、と声をあげてみる。それでも起きない。だったら泣いてやるー。と、ぐずりだす。お母さんびっくり。こんなふうにして朝がくる。ごめん、ごめん、お風呂入ろっか。ひとっ風呂あびてリフレッシュ。

 そうして、事件は起きた。そうすけをそのままベッドに寝かせておいて、風呂の準備をしていた。からだをふくタオルをひろげたり、服とおむつをならべてすぐに着られるようにしたり、風呂あがりにのむミルクをつくったり、風呂で鼻水をとる綿棒を2本用意したり。けっこう段取りが多いけれど、これをきちんとしておくと、そうすけが湯冷めすることもなく、あわてることもない。いつものように準備も終わって、そうすけの服をベッドの上で脱がせて、おむつを外した。その服を洗濯機に入れ、おむつをごみ箱に捨てたときのことだ。

 寝室にもどって、そうすけを風呂に入れようと抱きかかえると、指先に違和感が。そうすけのおしりが、ぬるりとしている。このタイミングでうんちをしてしまったのだ。ベッドの上にそうすけの寝汗を吸いとるためのタオルを敷いていたので、被害は最小限にくいとめられてはいたが。うかつだったなあ。

 そうすけが順調に成長していることにあまえて目をはなしていたことを、いまあらためて反省している。先輩ママたちにきいた話だが、寝返りができるようになるとベッドから転落したり、ハイハイができるようになると柱や角にあたまをぶつけたり、つかまり立ちができるようになるとテーブルの上に置いてあるたべられないものをたべてしまったり、そういった事例は枚挙を問わない。うんち騒動だけですんで、よかった、よかった。これからは気をつけよう。