5月7日、ヨガに復帰。(生後134日)

 ヨガに復帰した。前回のレッスンが去年の12月22日だから、ちょうど4か月半ぶりになる。きょうまでなんにもしてこなかった。思ったとおりにからだは動くのだろうか。レッスンの前にインストラクターさんから説明があり、うつぶせのポーズだけマタニティヨガに変更してくださいとのこと。おっぱいが張ってポーズがとりにくくなるからだそうだ。とくに完全母乳に近いかたちで授乳しているわたしは、痛いほど張るので気をつけてくださいね、レッスンのあとにシャワー室で搾乳するといいですよ、といわれてドキドキした。そんなにかわるんだ、産後のからだって。なるべく負担をかけないようにするため、マタニティヨガとおなじスタジオ後方の入り口付近にスペースをとって準備した。あたためられた部屋のなかでゆっくり水をのみながら、汗の出をチェックした。

 以前よくおなじレッスンを受けていた常連さんが、もともと太っていなかったのにさらにムダな肉を落として、スーパーモデル体型になっていたのでおどろいた。なんとすばらしい緊張感をたもっているのだろう。姿勢がいいのでなおさら美しさがきわだっている。この4か月半、かわらずヨガをつづけてきた成果にちがいない。やる気が底上げされた気もちだ。とにかく、つづけてみよう。

 90分間、長いとは感じなかったが、インストラクターさんのかけ声のテンポにあわせてポーズをとるのが精いっぱいだった。26のポーズの6番め、スタンディング・ヘッド・トゥー・ニーで、すでにひざがぷるぷるふるえてきた。ひざを支えている筋力がこんなに低下しているとは。おなかまわりのぶよぶよがポーズをとるたびにじゃまをする。このぶよぶよがすぐになくなるとは思えないが、気にならなくなる日をめざしていこう。おっぱいの張りは、ヨガをしているときよりも終わってからのほうが強烈に感じた。溜まり乳から差し乳にかわってきたんでしょうね、とインストラクターさんが教えてくれた。だとしたら、すごくうれしい。差し乳は、赤ちゃんがのむときにあわせておっぱいがつくれる。いつでも一番搾りがのめちゃうわけだ。ヨガをつづけることで、おっぱいもきたえられるならウェルカムだ。レッスンのあとシャワー室で搾乳しながら、しばらくこのペースでムリせずにつづけてみようとあらためて思った。