6月18日、冷房注意。(妊娠11週6日)

 新オフィスは、なかなか快適だ。オフィスビルの3階にカフェがある。その奥にある個人ブースが、いまいちばんのお気に入り。デスクライトも、コンセントも準備されているので、ノートパソコンをもっていけば、いつでも自由に作業できる。図書館のような空間に、おしゃれなBGMが流れる。気もちよく集中できる場所だ。ほんの数日のあいだに人気が出てしまったようで、満席になっていることも多いけれど。スキあらば、ブースで企画をしている。
 が、そんなお気に入りの場所でも、1時間もいると出たくなる。エアコンでからだが冷えてしまうからだ。ウチにいるとき、エアコンは28℃、ドライに設定するようにしている。エアコンをつかわないで済むときは、扇風機だけですごす日もある。外にいると、そんなわがままはできない。いろいろな状況にあわせて自分をかえていくしかない。からだが冷えきってしまう前に、テラスのテーブルに移動する。外気を吸ってリフレッシュすれば、からだがぽかぽかしてくる。数分でできる冷え対策。仕事が休めないときにも有効だ。気もちがラクなほうを選ぶこと。ムリをしない。女医さんの助言を思いだした。

 妊娠する前はシャワーだけで済ませることも多かったが、なるべくお風呂につかるようにしている。からだのあったまり方が、ちがうんだそうだ。湯の温度は40℃、ぬるめに設定している。いままでなら42℃で、がんがん汗をかいていた。いまは、ゆっくりあったまりたい気分。からだにたまった冷えと疲れとストレスを、じっくりいやしたい気分。ミネラルウォーターを準備して、湯船につかりながらチビチビのむ。ゴクラク、ゴクラク。防水CDプレーヤーで音楽をきいたり、雑誌を読んだりもする。すごし方は妊娠前とかわらないが、入浴時間は、以前にくらべてずいぶん短くなったと思う。スーパー銭湯が恋しくなることもあるけれど、気ままなウチ風呂をこのままたのしんでいよう。