8月2日、胎盤チェック。(妊娠18週2日)

 9時半から、妊娠検診がある。きのうたっぷり眠ったので、コンディションもいい。気になるのは、便秘ぐらいだ。それも、きょうシャワートイレをとりかえてもらえば、まもなく解決するだろう。婦人科に着くと、母子健康手帳と妊婦健康診査受診票、診療予約カード、健康保険証を、受付に提出した。月のはじめの、4点セットだ。受診票も切りとって、記入をしてきている。
「はい、ありがとうございます」
「やっと、受付にも慣れました」
受付のお姉さんも、笑っていた。検尿をとり、血圧と体重を測って、名前を呼ばれるまで待つ。きょうは、いつもよりも早くよばれた。

 経腹エコー検査がはじまった。きょうもモニターはだんなに向いていて、わたしからは見えない。先生とだんなの会話をきいて確かめることにしよう。
「うわ、大きくなりましたねえ」
「こっちが、あたまです」
「もう、全身が映らなくなってきているんだなあ」
「こっちが、足」
「足の長さは、どうですか」
「ん、順調ですね」
先生が、からだの各部分のサイズを測りながらいった。よかったなあ。じつは前回測ったとき、足がすこし短かったのを、気にしていたのだ。個人差だから気にしなくていい。と、いわれても。そうすけのことになると心配だ。
「羊水検査の結果は出ましたか」
「はい、陰性でした」
「それは、よかった」
先生も心配してくれたんだ、ありがとうございます。元気な赤ちゃん、産みますね。子宮筋腫も、問題なさそうだ。ただ、あいかわらず、胎盤の位置が低いといわれた。運動でもして解決できればいいが、見まもるしかできない。
「先生、マタニティヨガ、はじめちゃいけませんか」
「前置胎盤のリスクがあるうちは、おすすめできませんね」
「そうですか」
「もうすこし待ちましょう」
「わかりました」
「胎盤の位置があがってきたら、ゴーサインを出しますよ」
胎盤があがって運動ができるように、なりますように。それまでは、日常生活のなかで、からだを動かすことにしよう。妊娠後期になると、体重が加速度的にふえる。と、きいている。なんとか、うまくのりきれるといいのだが。