8月10日、フェイシャルエステ。(妊娠19週3日)

 1か月ぶりに、フェイシャルエステへ行った。もともと乾燥肌だったが、妊娠をしてから、さらに乾燥がひどくなってきたようだ。1週間ほど前、入浴中に手のひらで顔をこすったとたん、肌がぽろぽろむけてびっくり。これはなんとかしなければ。エステに着いたら、さっそくエステティシャンに、乾燥していますね、と注意を受けた。風呂あがりのすっぴんで急いできました、と告白したところ、さらに注意を受けてしまった。乾燥して敏感になっている肌に外気をまるごとあてるのは、肌をいじめているのとおなじですよ。保湿をすることは、肌をガードしていることにもなるんですね。どうもすみません。

 妊娠中のスキンケアは、とくに保湿に気をつけたほうがいいといわれる。妊娠をすると、からだが子宮に水分をためこむようにはたらく。だから、いつも保湿に気をつけていなければ、肌が乾燥しがちになってしまうのだ。乾燥がひどくなると、かゆみをともなってくることもある。まずは、うるおいで満たそう。洗顔や洗顔後のケアをていねいに。水分を多めにとって、からだの内側からのケアも忘れずに。むくみを気にしていても、水分はしっかりとるようにしよう。

 また妊娠中は、肌の乾燥とともにバリア機能が弱っているため、UV対策も欠かせない。妊娠によってメラニン色素がふえると、シミやくすみ、そばかすなどもふえてくる。出かけるときは、日焼け止めや帽子、日傘などで紫外線をガードすること。このごろ、お気に入りの帽子がすこしずつふえてきた。

 ほかに気をつけることはないか、エステティシャンにきいてみた。
「そうですね、バリア機能がよわって肌が敏感になっていますから、たべものも刺激のつよいものはひかえたほうがいいです」
「刺激のつよいもの」
「はい、コーヒーとか、とうがらしをつかった料理とか」
「カフェインとか、スパイスのきいた料理とか」
「そう、そのとおり」
カレーもやっぱり、ひかえたほうがいいですよね。と、話そうと思ったが、やめた。さっき、だんなとランチタイムでたべたばかりだったからだ。