9月24日、ひと休みしよう。(妊娠25週6日)

 ITサポートセンターから連絡がきた。修理に出していた会社のパソコンが無事になおりました、とのこと。代替機をもってカウンターへ行った。
「おはようございます」
「お待たせして、すみませんでした」
「いえいえ。どこの具合がわるかったんでしょう」
「うーん、わかりません。OSを交換、とメモ書きがあるだけですね」
「うーん、そうですか。とにかくたすかりました」
なにが原因なのかはナゾのままだけれど。とにかく、なおってよかった。これからは、強制終了しないように気をつけよう。デスクにもどって、パソコンを念のためチェックする。ひとまわり小さい代替機にちょうどなれてきたころだったので、ずいぶん大きく感じる。代替機のほうがすきだなあ。わがままをいってかえてもらおうかな。トライしてみたけれど、やっぱり玉砕した。

 わたしは、1日のほとんどをパソコンに向かって過ごしている。そういえばむかし、電磁波エプロンや電磁波シールドとよばれる、電磁波をシャットアウトする布素材が流行っていたなあ。最近はすっかり見かけなくなった。わたしの仕事場でも、つかっている人を見たことがない。おなかやからだの一部だけをおおっていてもほとんど意味がない、と思われているからだろう。パソコンのモニターや携帯電話が電磁波を出している、とよくいわれるけれど、実際もそのとおりだそうだ。しかし、1日中パソコンに向かっている職業だった人が妊娠し、出産した赤ちゃんが電磁波の影響で不健康だった、という話はまだきいたことがない。電磁波が妊娠中にあたえる影響についてくわしいことはわかっていない。ただでさえ心配ごとが多い妊娠中に、電磁波をこわがるよりも、おおらかにかまえているほうがよさそうだ。むしろ、長時間おなじ姿勢でいることによるストレスや空調による冷えなどに、気をつけたほうがいいだろう。ひざかけやカーディガンなどでからだが冷えないようにしたり、50分集中したら10分休みをとってかるくからだを動かしたり。気分がのってくるとついつい時間を忘れがちになるので、日ごろから意識してみよう。まずはひと休み、ひと休み。