トイレに行く回数がふえてきた。もともとすくないほうだったので、ちがいがよくわかる。この時期に頻尿になりやすいのは膀胱が圧迫されるのが原因で、分娩にそなえて赤ちゃんが骨盤に下りはじめるからだそうだ。頻尿だからといっても、水分をひかえるのはよくないらしい。尿路感染症や脱水症にかかることがあるからだ。いつも水分を適度にとるように、心がけようと思う。
もうひとつ気になるのが、尿もれ。大きくなった子宮に膀胱が圧迫されて尿が近くなり、尿もれがおこりやすくなる。対処法としては、トイレをがまんしないでこまめに行くこと、吸水機能付パンティーライナーなどをつかって対応すること。ひそかにくらべながらお気に入りを見つけたので、それをつかっている。おりものと水分ケアができる、吸収量20ccのロングタイプだ。
ネットで調べてみると、日常生活のなかではとくにこんなところに気をつけるといい、とアドバイスが書かれている。
・尿意を刺激しそうなものを、さけること。カフェイン、アルコール、柑橘系のくだもの、刺激のつよいたべもの、炭酸飲料など
・骨盤をひきしめる体操をする
・くしゃみなど、尿がもれそうなときには足を組む
・便秘にならないように気をつける
・排便中にいきまない
・太るほど膀胱が圧迫されるので、しっかり体重管理する
過半数の女性が、妊娠中に尿もれを体験しているという。恥ずかしがらなくてもいいんだ。せきやくしゃみが出るときに悩まされている人が多く、かぜや花粉の季節がとくにつらいようだ。たしかに、せきやくしゃみが出たときピンチをむかえることが多い。足を組んでしのぐことにしよう。と、こんなところで書いてしまったら、これから妊娠中の女性が足を組むたびによけいなことを想像してしまうではないか。ま、自分が気にしていても、他人はそこまで気づかないと思うけど。段差でうっかりつまずいたときもピンチだ。気をつけよう。