11月16日、からだにいいこと。(妊娠33週3日)

「そうすK、いい試合だったなあ」
「そうすK、あと一歩だったなあ」
男子テニスのATPツアーファイナル準決勝で、錦織圭選手がノバク・ジョコビッチ選手と対戦。1‐6、6‐3、0‐6のフルセットで敗れ、はじめての決勝進出はならなかった。うーん、残念。一時ジョコビッチ選手を追いつめていただけに、おしい気もちだ。でも、たのもしいなあ。世界ランキング1位のジョコビッチ選手もイライラしてしまうほどの、すばらしい試合だった。錦織圭選手はいま、世界ランキング5位。これからどこまでのびるだろう。

 テニスを応援していたら、からだを動かしたくなった。朝、さっそく準備をして、だんなとマタニティヨガへ。10時半からはじまるので、9時半に出れば十分間にあう。が、きょうはふたりともやる気まんまん、9時過ぎには家を出た。駅まで歩きながら、ヨガのあとにどこでランチをしようか、と話している。だんなもわたしも、たべることがだいすきだ。やっぱり、ヨガのあとだからからだにいいものがいいなあ。そんなことをいいながら、いつもすきなものをたべている。おいしいものをたべるためにからだを動かしている、といっても過言ではない。ダイエットにはならないが、いまはよしとしよう。

「妊娠、おめでとう」
先輩ママのインストラクターさんに声をかけられた。きょうは教えにきているのではなく、生徒として参加しているそうだ。実際に彼女もお産の2日前までヨガをつづけていた。心づよいなあ。その2日前のレッスンで体験したそうだが、トライアングルポーズをとっていると、おなかのなかの赤ちゃんがあたまを下にしながら、すぽっとおさまるカンジがしたという。あぁ、きた、きた。と思ったら、その翌日に陣痛がきて産んじゃったのー、と笑っている。
「すごい、そんなに気もちよく産めるなんて」
「からだを動かしているといいことあるわよ」
その教えを信じて、ぎりぎりまでヨガにかよいつづけてみるつもりだ。