11月17日、ぬくぬくタイツ。(妊娠33週4日)

 おっと、あぶない。またころびそうになってしまった。このごろおなかが大きくなってきたので、タイツやレギンスをはくときには要注意だ。とくに左足を差しこもうとするときに、バランスをくずしそうになる。なるべくすわってはくように心がけてはいるが、急いでいると、ついつい立ったままではこうとしてしまう。けっきょく、すわってはくよりも、もたもた時間がかかってしまう。急がばすわれ、なのだ。風呂でからだを洗っているときにもいえる。なかでも足の裏を洗っているとき。このごろ、ひざから下を洗うだけでバランスをくずしそうになる。家では大きめのバスチェアーをつかっているのでちょうど腰をおろすだけですわれる。おかげでバスタイムをリラックスしてすごしている。

 このところさむくなってきたので、タイツを愛用している。ワンピースを着てマタニティタイツをはけば、それだけでもコーディネイトできているように見えるから、ありがたい。黒・茶・紺・グレー・チャコールグレーなどの深めのダークカラーのタイツは足をきれいに見せてくれる視覚効果もあるから、なおさらありがたい。いまは見ためよりもあたたかさを優先している。110デニールのタイツを選んでいる。タイツ通にいわせると、はいたときにいちばん太って見える厚さなんだそうだ。もっとも足が細く見えるのは、30~40デニール。透け感もあってセクシーだ。でもやっぱりさむそう。デニール数が多いタイツほど、からだがしっかりあたたまる。こんなデータがあった。

素足=保温率0%
30デニール=保温率12%
60デニール=保温率13%
80デニール=保温率15%
110デニール=保温率16%
160デニール=保温率18%
210デニール=保温率20%

 保温率とは、素足の保温性を0%としたときに、それぞれのデニールのタイツにどのくらいの保温性があるのかを数値化したもの。約50℃の湯が入った容器をタイツでおおって、約2時間後の湯の温度差を計り、もとの湯の温度との差を基準の温度差で割って、算出しているんだそうだ。データを見ると、冬のさむい日には80デニール以上の厚手のタイツを選んではくのがよさそうだ。