12月31日、主演男優賞2014。(生後7日)

 大みそか。年の瀬だろうと、授乳&搾乳の仕事は遠慮なしにやってくるんですね。2014年、うま年さいごの日記もだんなが書かせていただきます。

 きょうは、かみさんのお母さんが滋賀から新幹線にのってそうすけの顔を見にくる予定です。かみさんの兄夫妻もやってきます。かみさんのお兄さん、といえば、5日前に起こった未知との遭遇ぎゃん泣き事件を思いだすなあ。

 13時すぎにお母さんが到着。そうすけはすでにココロの準備ができていたようです。はじめは眠たそうに目をつぶっていましたが、かみさんのお母さん、つまり、そうすけのおばあちゃんがベビーベッドに近づいて、そうすけちゃん、と声をかけると、ぱあっと笑みを浮かべているじゃありませんか。その笑顔がおばあちゃんの笑顔にも伝染してしあわせモード全開。かわいいねえ、かしこそうだねえ、と、お母さんはすぐにそうすけのとりこになってしまいました。

 いっぽう、おとなだけで話をしていると泣いてアピールします。おっぱいは終わったばかりなのでおむつかな、とチェックをしてみると、なんにもでていません。あらまあ、やられたぞ。自分への注意をひくための演技だったんですね。泣くこと以外にも、そうすけは、おならをすることで注意をひく技術も身につけているようですね。おそるべし、主演男優賞級の演技力なのです。

 夕方、兄夫妻がやってきました。義理のおねえさんがお手製のおせち料理を差し入れてくれました。大、大、大感謝。東京で新年をむかえたことは、1度しかありません。2000年問題のときだったなあ。だから、東京ですごす正月になれていないふたりにはほんとうにありがたい差し入れなのです。そうすけは、というとしっかりおねえさんに色目をつかってアピール、だっこされると上目づかいの笑顔をふりまき、悩殺ポーズで魅了しまくっていました。

 さて、お兄さん。ぎゃん泣きのリベンジはできるかな。きょうはギャラリーも多いからでしょうか、泣きだすこともなく、気もちよさそうにだっこされています。もうすっかりなかよしになったね、と感心して見ていると、そうすけの足がつっぱっていて、なにげにお兄さんから身を遠ざけようとしているじゃありませんか。しかも顔はにっこり笑って、まったくいやがっていないのです。おとな5人で爆笑してしまいました。どうやらそうすけは、笑いのつぼもおさえているようです。俳優でも、お笑い芸人でも、どっちでもやっていけそう。

 いよいよ、おむつ交換タイムがやってきました。おしりを拭いているときにいきおいよくおしっこがとびだし、そうすけ自身の顔を直撃。きょとんとするそうすけ。またまた、おとな5人で大爆笑。演技力をそなえているというべきか、笑いのつぼをおさえているというべきか。これも才能だったりして。

お母さんと兄夫妻の帰りぎわ、おねえさんの手づくりおせちをならべてみんなで記念写真をパチリ。三段重を平置きにならべて、そのとなりにそうすけを寝かせて写真を撮ることにしました。ちょうどお重3つぶんの幅がそうすけの身長とぴったりで、これまた大爆笑。たのしい大みそかになりました。