3月18日、悩めるおっぱい。(生後84日)

 このごろ、ママ友とよくSNSで会話をしている。テーマは、保育園入園に向けておっぱいのコンディションをいかにととのえるか。通園がはじまるとおっぱいをあげる回数が劇的に減ってくる。朝、そうすけを保育園にあずけて、夜、仕事場からもどってくるまでのほぼ半日を、搾乳しながらしのぐことになる。2、3時間もするとおっぱいが張って痛くなるけれど、ちゃんとうまくやっていけるのだろうか。そんなにタイミングよく搾乳タイムをつくれるのだろうか。理想は、夜と朝には新鮮でおいしい母乳がたっぷり出て、仕事中は搾乳しなくても痛くならないおっぱいだ。先日たまたま皮膚科で会った10か月の息子さんをもつママさんとおなじ話をしたとき、なれるよといわれたのが救いだ。わたしもなれたんだから、あなたもだいじょうぶ、と。

 おっぱいの悩みは、つきない。冷凍母乳をもっていくかどうか。搾乳した母乳を保存すればもちろん準備できるが、現実的につづけられるかどうか。冷凍母乳は、とったらすぐに冷凍庫へ、が原則になる。昼、仕事場で搾乳してたくさんとれたとしても、冷凍保存して保冷バッグに入れて家にもって帰るとなると、かなりたいへんだろう。夜も仕事が終わってから家で直接授乳することを考えると、1日まるまる母乳ですごせるほどの量は出ないだろう。そうだとしても、完全母乳をめざすべきかどうか。いままで母乳ひとすじだったママ友は、復職までに1か月ためしてみてムリだったらあきらめるつもりだ、という。1か月つづけるだけでもたいしたもんだ。いっぽう保育園につとめているママ友がいうには、4月から7月まで冷凍母乳でがんばっていても、真夏が近づくにつれて、保冷バックに入れても衛生上よくないから、とミルクに移行していくお母さんがほとんどなのだという。だったら、母乳にこだわりすぎるのもどうかなあ、と決めきれずにいながらも、冷凍保存用の母乳バッグをまとめ買いしてしまった。入園日までにはまだ1か月以上ある。時間はまだある。まずはおいしいものをいっぱいたべて、たっぷりおっぱいをあげよう。そうすけといっしょに考えよう。