5月8日、効果と達成感。(生後135日)

 全身にかるい筋肉痛を感じる。きのうのヨガで意識して全身をくまなく動かしていたら、ふだんつかわない筋肉をつかってしまったらしい。4か月半のあいだにいかにからだがなまけていたのかがよくわかる。くしゃみをするにも、腹筋が痛くてちからがまったく入らない。1回のヨガでこんなに運動の効果を実感できるとは。きょうもレッスンに行こう。思ったよりも早くおなかのぶよぶよを解決できるかもしれない。ムリをせずマイペースでつづけよう。

 きょうのレッスンは先輩ママのインストラクターさんだ。おなじ経産婦だというだけで、うれしくなってしまう。それとは逆に筋肉痛がじゃまをして、からだがいうことをきかない。26のポーズの3番め、オークワードポーズで、透明な椅子にすわった状態をたもっているとひざががくがくになってしまった。まだ3つめのポーズなのに、こんなふうになってしまうとは。それを見たインストラクターさんがすかざず、生まれたての小鹿になっているよ、と美しい表現をつかって指摘してくる。そのあとも、ひざをのばそうとしてものびきれなかったり、背中がつっぱって十分に反れなかったり。とてもバランスがとれたとはいえないポーズの連続だが、気もちだけは平静をじょうずにたもって90分をのりきった。きのうよりもきょうのほうが、筋肉痛のぶんきついと感じた。

 保育園にそうすけを迎えに行くと、先生が笑顔をはずませてきょうの様子を教えてくれた。冷凍母乳とミルクをしっかりのんだこと、床の上でごろごろと動きながら友だちをじっと見つめていたこと、音のするほうへ思いっきり顔を向けて見ようとしたこと、いろいろなことに興味シンシンなこと。よかった。たのしく過ごしているようだ。いま寝返りの練習をしているそうで、先生が手つだってごろんとできると、にこっと笑ってどこか誇らしげにあたりを見まわしていたそうだ。その自慢げな顔をいますぐ見たい。家でもよく寝返りごっこをしてあそんでいるので、テストのヤマがあたったようなうれしさがこみあげてきたのかもしれない。これからもっと、保育園でわたしたちの知らないそうすけを発見するのをたのしみにしている。しっかり見まもっているからね。