5月11日、産後ダイエット。(生後138日)

「なんでかな、2キロ太っちゃった」
「わたしも、体重ふえてるよ」
だんなも、わたしも、かるいショックを受けている。ホットヨガに復帰してからだんなはまだ2回め、わたしも4回め。まずはよぶんなものを出しきろうと思っていたら、いきなりからだがたくわえモードに入ってしまった。いままでの経験則では、こうなるとしばらく様子をみるしかない。からだがいつものペースをとりもどすまで、がまん、がまん。だんながおもしろいことをいう。ヨガのレッスン前とレッスン後に体重を計ってみたら、ふえていたのでびっくりしたそうだ。水をのんでいたからじゃないのときいてみると、レッスン中に水は絶対のんでいないといい張る。まるでミステリーだ。空気だけで人は太るころができるのだろうか。このナゾが解ける瞬間は、いつやってくるのだろうか。

妊娠中はとくに、無事に出産を終えるためにホルモンの影響で脂肪や水分をたくわえやすくなっている。しかし出産を終えると、ホルモンバランスもいつもの状態にもどり、脂肪や水分をためこむはたらきは抑えられる。ということは、たべすぎたりしないかぎり、ふつうに過ごしていればある程度までは脂肪が落とせるわけだ。そうなんだ、からだってたのもしい。それでも太ることがあるなら、食事のとり方に問題があるということになる。たしかにカンタンに想像できる。産後はずっと、そうすけの世話で寝不足がつづいている。もともと夜型だから深夜のおっぱいは平気だと胸を張っていたけれど、4か月もつづくとさすがに疲れがたまる。疲れがたまって胃腸が弱っているところにもりもりたべているから、太りやすくなるのもしかたがないだろう。1日の食事の回数を4、5回にわけて、1回の食事量をセーブするといいらしい。

産後ダイエットは、産後6か月までに行うと効果があらわれやすいといわれている。ダイエットをはじめるなら4か月のいまこそチャンスだ。というのも、妊娠中にたくわえられた脂肪はふつうの脂肪とくらべて落としやすい流動性の脂肪だからだ。水分をたっぷり含んだ燃焼しやすい脂肪なので、産後の時間があまり経ってしまうと、落としにくいガンコな脂肪に変化してしまうらしい。なるほど、これは先手を打っておかなければ。と思えば、やる気も出てくるはずだ。