Diary

にんしん日記

44歳で妊娠、45歳で出産した神戸 海知代の妊娠・出産・子育てせきらら体験記。
妊娠を知った2014年6月6日からまる1年、1日も休まずつづった記録です。

3月1日、バージョンアップ。(生後67日)

 きょうから、3月。いよいよ、春がやってくる。まだまだ、おさんぽに興味がないそうすけも、あっという間に出かけたがるようになるだろう。あたたかくなればなるほど、活動の範囲もひろがるにちがいない。バージョンアップしたそうすけが見られる日も、もうすぐだ。たくさん出かけて、たくさん発見をしよう。お父さんも、お母さんも、いまからたのしみにしているよ。

 そうすけの紙おむつも、バージョンアップした。新生児用から、Sサイズにサイズアップしたのだ。Sサイズは、体重4キロから8キロが目安になる。以前測ってから、もう1か月近くが経つ。そろそろ、保健センターに測りに行こう。新しい紙おむつは、入院していたときにつかっていた新生児用のものとはちがうメーカーを選んでみた。産後ケアのときにためしてみて、そうすけの肌にあっていたからだ。つぎの紙おむつはこれにしようと、だんなも決めていたようで、ひと足先にネット通販で注文していた。大きなダンボール箱がふたつ届いたときには、箱の大きさにびっくり。早くつかいたいなあ、とワクワクしていた。とうとう、その日がやってきたのだ。思ったよりも早くきた。

 新生児用のさいごの1枚を、Sサイズにとりかえる。新生児用は見ためもぴちぴち、おへそがまる見えできつそうだ。うんちもぎりぎり、ギャザーの部分にいまにもとびだしそうだった。新しいSサイズにすると、おなかまわりもゆとりがあってラクラク動きやすい。サイズアップしているので、うんちのもれも気にならない。心ゆくまでふんばっても、これならだいじょうぶなのだ。

 そうすけの身体能力もバージョンアップした。そうすけをすわらせているときに、からだを支えていても首を支える必要がなくなってきた。まだ完全に首がすわっているわけではないが、自分の首をもちあげつづけようといつもがんばっている。左右に首がぶれることも少なくなってきた。すごいぞ、そうすけ。がんばれ、そうすけ。その努力がむくわれる日は、もうすぐだ。